きょう4日(水)は、午後を中心に、西・東日本で大気の状態が不安定となり、局地的に非常に激しい雨が降る見込み。
日中の気温は、東海から西で30℃を超える真夏日となる一方、関東はあまり上がらず、9月下旬並みの所もありそうだ。
大気の状態不安定 非常に激しい雨のおそれ
本州付近には前線が停滞しており、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる。このため、所々で雷雲が発達し、昨夜からけさにかけて、岡山県、静岡県、長崎県で猛烈な雨が降ったとみられる。
前線は次第に北上する見込みだが、暖かく湿った空気の流れ込みは続く見通し。また、上空には寒気があるため、午後を中心に大気の状態が不安定となりそうだ。西・東日本では、局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降る見込み。土砂災害や河川の増水・氾濫、低い土地の浸水に警戒・注意が必要だ。
東海から西は蒸し暑さ続く 関東はきのうより気温ダウン
日中の気温は、東海から西の地域で30℃以上の真夏日が予想されている。湿度も高く、蒸し暑さが続きそうだ。また、秋田や盛岡ではきのうより気温がかなり高く、暑さが戻ってくる見込み。
一方、関東は日差しが少なく、北東からの冷たい風が吹くため、日中も気温があまり上がらない見通し。きのうより気温が下がる所が多く、9月下旬並みの気温となる所もありそうだ。気温に合わせた服装選びを心がけたい。
(気象予報士・石上沙織)
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