コカイン約1グラムを所持したとして麻薬取締法違反(所持)の罪に問われたラグビー・トップリーグ、トヨタ自動車の元選手の樺島亮太被告(28)=福岡県=の初公判が5日、名古屋地裁岡崎支部(鵜飼祐充裁判官)であり、樺島被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。即日結審し、検察側は懲役1年6カ月を求刑。弁護側は執行猶予付き判決を求めた。
起訴状や冒頭陳述によると、樺島被告は4月10日、豊田市内に停車中のタクシー内でコカイン約1グラムを所持したとされる。タクシー会社から交番に届けられた落とし物の財布から、袋入りの白色粉末が見つかった。樺島被告はその後、同社を懲戒解雇された。
トヨタ自動車ラグビー部では、コカインを所持したとして別の元選手・イエーツ・スティーブン被告(36)=懲戒解雇=も麻薬取締法違反の罪で、6日に同支部で裁判がある。被告人質問などで樺島被告は、コカイン使用は「イエーツら外国人選手から勧められ、3年ほど前からシーズンオフに月1~2回やっていた」と説明した。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル