四国電力は5日、運転中の伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の原子炉補助建屋地下2階の放射線管理区域で、緊急時に冷却水を原子炉に供給するポンプの作動テスト中、煙が出るトラブルがあったと発表した。四国電力は6日、ポンプ内の潤滑油が霧状に噴出したのが原因で、発煙ではなかったと明らかにした。
四国電力によると、5日午後、作動テストを開始後、ポンプのモーターの軸を支える部分の付近から煙のようなものが出ているのを運転員が確認した。その後の調査で、軸を支える部分の圧抜き部に油分が付着していたことから、周辺の潤滑油が、ポンプの作動に伴い霧状になり噴出したと判断した。
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