原晟也
【神奈川】横浜市金沢区の「海の公園」の海岸にアオサが大量に漂着した。約1キロの波打ち際が海藻の緑でびっしり覆われている。
浜辺を含む「海の公園」では例年、気温が高くなる6月から10月にかけてアオサが漂着する。
放置すると硫黄のようなにおいを放つため、公園を管理する「横浜市緑の協会」が農業用のトラクターなどで数日間かけて取り除き、焼却処分をしている。撤去する量は1日あたり約30トンにのぼるという。ここまで多く漂着した原因は不明といい、公園の宮口均園長は「ここ数年で一番多い量」と話した。
東京都から家族で泳ぎにきた北條ひろみさん(43)は「海水浴場が海藻で埋め尽くされていて、びっくりしました」と話した。(原晟也)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル