鎖や南京錠で留学生を拘束するなどしたとして、出入国在留管理庁は7日、日本語教育機関「西日本国際教育学院」(福岡市)に対し、新たな留学生の受け入れを5年間認めない処分を出した。この処分の適用は初めて。学院側は処分を不服として提訴する方針だという。
入管庁によると、被害を受けた留学生はベトナム国籍の20代男性で、昨年10月に学院をやめようとしてトラブルになっていた。
同月25日、職員が職員室で事情を聴こうとしたところ、男性が立ち去ろうとしたため、職員と男性のベルトを鎖と南京錠でつなげ、数時間にわたって拘束するなどした。鎖は自転車置き場の整理に使うもので、現場には他の職員もいたが止めようとしなかった。
「悪ふざけだった」
職員は男性が夕方ごろに寮の…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル