「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」の問題をめぐり、関係省庁が設置した合同の電話相談窓口に、5~9日の最初の5日間で計1002件(速報値)の相談が寄せられたことが分かった。葉梨康弘法相が13日の閣議後会見で明らかにした。
内容は金銭トラブルが多く、他にも「生活困窮に陥ってしまった」「親族に信者がいるがどうすればいいか」といった様々な相談が寄せられた。典型的な相談内容を抽出して対処方法を国民に示すことを検討するといい、葉梨氏は「より相談しやすい環境をつくっていく」と述べた。
合同の電話相談窓口では、法務省や警察庁、消費者庁などの担当者らが対応する。必要に応じて警察や消費生活センターなどを紹介し、日本弁護士連合会とも連携して救済につなげたい考えだ。
相談窓口は0120・090590で、30日までの平日の午前9時半から午後5時まで受け付ける。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル