吉本興業の鉄道好きユーチューバー、鈴川絢子です。9回目の今回は、千葉県流山市と松戸市を結ぶ流鉄流山線。流山特産の「白みりん」との甘~い関係を探ります。
「鉄道王国」の千葉県を、鈴川絢子さんが巡る企画「ちば鉄」は9回目。流鉄流山線でいま話題の「オムライス電車」と呼ばれる車両と、地元流山市が発祥の地と言われる特産品「白みりん」を紹介します。
松戸市の流鉄流山線の始発駅、馬橋駅に来ています。ローカルな雰囲気で、素敵です。
お隣は、JR常磐線の馬橋駅。JRで上野駅からここまで約30分。「都心から一番近いローカル線」とも言われていますね。硬券の切符も買えます。うれしい。ハサミも入ってます。
早速、列車に乗ってみましょう。
家のそば縫う 片道12分の小旅行
(車内の看板に)所沢車両工場、昭和57(1982)年。西武鉄道さんの車ですね。こちらでは、流鉄5000形として第二の人生を歩まれています。
終点の流山駅まで、何分くらいですか?
北原幸治・鉄道部長(53) 12分ですね。
12分! あっという間。全部で6駅あって、基本的には住宅街を通っていくんですね。
北原さん 昔の写真を見ると、何にもないんだけどね。今は線路のそばまでおうちができました。
単線で、この感じを味わえるのも独特というか。地域の方からしたら、すごく便利ですよね。列車も本数的にはすごくある。
北原さん ただ、駅の間が短いから、ライバルは自転車とか歩きなんです。
なるほど。部長は運転されていたことはあるんですか?
北原さん 二十何年か前に1年間ぐらい、運転していました。
実際に、ここがちょっと難しかったとか。
北原さん 今の電車みたいに性能も良くなかったから、ブレーキとか難しかったですね。
一日の中で短い6駅をひたすら折り返して運転されて。
北原さん 1日10往復も11往復もするから、片道5・7キロだけど、距離にすると結構な距離になっちゃいますね。
2両合体「オムライス」
赤い車両と黄色の車両をつなげた2両編成の電車が来ました。オムライス電車と呼ばれて、今すごく話題ですね。
北原さん ……。やりたくて…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル