海の街で新たな観光資源による町おこしが始まった。東南アジアの庶民の移動手段として知られる三輪タクシーに乗り、茨城県大洗町の潮風を感じながら地ビールを楽しむツアーが開かれている。
三輪タクシーは、タイで「トゥクトゥク」と呼ばれるもので、同町を走るトゥクトゥクは1台。運転手を含めると7人乗りで、車体はタイから輸入した。エンジンは軽自動車と同等の660ccだ。
車体カラーは大洗の海をイメージした青が基調で、窓と扉はなく、開放感がある。暗くなると側面や前部のLED照明を点灯する。
運行するのは9、10月の土日祝日の午後2~5時。商業施設「大洗シーサイドステーション」を出発し、町内を約10分回って戻る。7、8月の試験運行では延べ約500人が乗車した。
商業施設内のクラフトビール醸造所「Beach Culture Brewing」でビールなどのドリンクを購入した人が無料で利用できる。
トゥクトゥクを導入した大洗…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル