運輸安全委員会は30日、格安航空会社(LCC)バニラ・エアのエアバスA320で昨年8月、客室乗務員1人が転倒し、尾骨が折れた事故に関し、付近を飛行した別の航空機によって発生した「後方乱気流」に巻き込まれ、機体が揺れたとの調査報告書を公表した。航空機が通過すると、通常は2~3分程度、気流の乱れが残るとされる。
今回は揺れの約1分40秒前、大型貨物機がバニラ機の前方を交差するように飛行していた。報告書は、両機の位置関係から、バニラの機長が揺れを予測するのは難しかったとした。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース