1997年に起きた神戸連続児童殺傷事件の記録を神戸家裁が廃棄していた問題で、岡山県立高校3年の少年(当時17)が2000年、金属バットで野球部の後輩4人を殴って大けがをさせた後、自宅で母親を殴って殺害した事件の記録を岡山家裁が廃棄していたことが分かった。家裁は廃棄の経緯について「わからない」と説明している。
この少年は「刑事処分が相当」との意見付きで家裁送致されたが、後輩から嫌がらせを受けていた背景などが考慮され、家裁は特別少年院に送る保護処分とした。対人関係を築く能力に乏しく、感情表現が不得意なことなども要因に挙げられた。
少年事件の記録の保存期間に…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル