ZOZOの社長を12日に辞任した、創業者の前澤友作氏(43)が同日、都内でYahoo! との資本業務提携契約について会見を開いた。
前澤氏は、米宇宙ベンチャー「スペースX」が23年に予定している月周回飛行の初の契約者となり、民間人としては初の月旅行者となると18年9月に発表したが、その準備と並行し、もう1件、宇宙旅行をするプロジェクトがあり、その準備に時間が取られることが辞任の大きな要因になったと明かした。前澤氏は「僕自身、多趣味で経営以外で、ずっとやっておりました。宇宙に行きたいぞ、と発表させていただいています。23年に月への渡航を計画し、順調に準備していますが実はもう1回、宇宙に行くことになっています。宇宙に行くトレーニングが多くなるので、辞任させていただきました」と明かした。
また、辞任のもう1つの理由として、新たな事業を立ち上げたいと発表した。「あとは事業をやりたい。自宅の6畳で(ZOZOの)事業を始め、両親に叱られた。でも、あの時の感動を…と、もう1度、事業を作って創業したい。個人的に成し遂げたい夢を理由に辞任させていただくことになりました」と語った。【村上幸将】
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース