【動画】光る刀で対戦するデジタルチャンバラ「SASSEN」=石平道典撮影
センサー付きの光る刀で対戦するデジタルチャンバラ「SASSEN(サッセン)」が人気だ。「侍の真剣勝負を現代に再現する」と始まった新スポーツで、スマホアプリが勝敗を判定する。じわじわ競技人口が増え、30日に東京・秋葉原で初の全国大会を開く。
「お互いに礼。かまえて、はじめっ!」「やめっ、白1本!」
9月11日に体験会が行われた秋葉原のビルの一室。年齢も性別も様々な22人の参加者が、光る刀を振りかざしていた。間合いを取りながら一瞬の隙を突き切りかかる。
競技に使う道具は、約70センチのポリエチレン製の柔らかい棒「サッセン刀(とう)」とスマートフォンのみ。サッセン刀にはセンサーとLEDライトが内蔵され、青く光る。振ると緑色に、相手に当たると赤色に変化。相打ちするとアプリから「キーンッ!」と音が鳴る。
競技に使うのは刀とスマホのみ
ルールは刀を先に当てたら1本と、いたってシンプル。どちらが先に当てたかはスマホアプリが自動判定する。2本先取するか、60秒以内で本数が多い方が勝ちだ。攻撃は1人5打までで、その後は防御しかできず、いつ刀を振るのか頭脳戦の側面もある。
墨田区の小学4年、田口凛人…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル