聞き手・張春穎
こんにゃく製品の輸出が伸びている。宇都宮大学農学部の神代英昭准教授は農業経済が専門で、こんにゃく産業に注目して研究してきた。今後の展望や課題について話を聞いた。
――こんにゃくの知名度は低いと聞くが
こんにゃくの知名度が海外で全くない中で、意欲的な先駆者が切り開いている。
輸出に挑戦する複数の会社に継続的に聞き取り調査をしたが、苦労が多かった。食べてもらう以前に、「こんにゃくは食べ物である」というところからスタートしていた。
海外の展示会に参加したところ、こんにゃくの特徴といえるあたたかさやにおいが敬遠されて、目の前で吐き出された経験を持つ会社もあった。
こんにゃく麺やジャーキー風…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル