ギョーザの街として知られる浜松市。酒問屋として創業してから300年を超える老舗の「間渕商店」は5年ほど前、ギョーザで街を活性化しようと社内プロジェクトを立ち上げた。
今年春、直営の飲食店をリニューアル。店の前には「インスタ映え」を狙い、円盤状に並んだ浜松ギョーザをイメージしたモニュメントを飾った。自社で開発・製造し、ニンニクが利いた「おとよさん餃子(ぎょうざ)」をメインに、店のメニューも見直した。
いろいろなギョーザを売りたい
今年初夏にあったプロジェクト会議の場。間渕商店のリカーショップ「メルカート間渕」(浜松市中区肴町)で売り場を担当する沢木志穏さん(20)が口にした。
「もっといろいろなギョーザを売れば、面白いのでは」
入社2年目の思いつきに対し…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル