2019年、マハーリット・パイシットさん(39)は「タイ料理を広めたい」と、奈良市に念願のタイ料理店「シャーングルン」を開いた。
陽気な人柄と、スパイス香る本場の味が評判で、客足の絶えない人気店となった。
だが今年1月、隣家の火事が燃え広がり、閉店を余儀なくされた。
失意のマハーリットさんが再起するまでの道のりをたどった。
火災があったのは今年1月19日午前9時ごろ。火元とみられる奈良市高畑町の民家が全焼し、南隣にあった店にも燃え広がった。
失意のマハーリットさんは、周囲のエールをなかなか受け入れられません。でも、ある言葉をもらい、気持ちが変わっていきました。記事後半で紹介します。
火が消し止められた後、マハ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル