日中国交正常化50周年を記念したコンサートが18日、東京都北区で開かれた。中国残留日本人孤児たちが設立したNPO法人「中国帰国者・日中友好の会」(事務局・台東区、池田澄江理事長)が中国大使館や日中協会の後援を得て主催した。
第1部では、自らも残留孤児の池田理事長(78)が「日中の国交が回復したおかげで孤児は帰国できるようになった」とあいさつ。ただ、「この50年は日中関係は良好とは言えない状態が続いている」とし、「過去は変えられないが、未来はつくれる。互いの理解を深めるために草の根の交流を続ける」と話した。
また、相手をけなしたり、あらを探したりすることは両国のためにはならないとし、「日中が互いに認め合って高めあえる関係になってほしい」と訴えた。
その後の第2部では、日本語…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル