芸術祭『あいちトリエンナーレ』で中止となった企画展を巡り、大村愛知県知事が開幕前、関係者に慰安婦問題を象徴する「平和の少女像」をパネルでの展示に変えるよう求めていたことが分かりました。
17日、トリエンナーレのあり方検証委員会が開かれ、この中で「表現の不自由展・その後」を巡る経緯について大村知事ら関係者へのヒアリング内容が報告されました。
報告によりますと、大村知事は開幕前の今年6月に「平和の少女像」が展示されることを把握し、像そのものではなくパネルでの展示に変更するよう津田大介芸術監督に打診していたということです。
しかし、企画展の実行委員会側が少女像の展示を強く求めたため、津田氏もこれを認め知事に伝えたということです。
企画展を巡っては、河村名古屋市長が展示の内容を批判したのに対し、大村知事は「公権力だからこそ表現の自由を保障すべき」と反論していました。
東海テレビ
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