埼玉県熊谷市で2009年、小学4年の小関孝徳君=当時(10)=が車にはねられ死亡したひき逃げ事件で、県警は適用罪名を今月末に時効が迫っている自動車運転過失致死罪(当時)から、危険運転致死罪に変更した。時効が10年延長される。18日、捜査関係者が明らかにした。
危険運転致死罪は飲酒運転や信号無視などで人を死亡させた場合に適用される。県警は「検察庁と協議し、現場の状況を詳細に検討した結果、適用を決めた」と説明している。
孝徳君は09年9月30日午後、自転車で帰宅中にはねられ死亡した。道交法違反(ひき逃げ)罪は16年に公訴時効が成立した。
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