山形県鶴岡市西目で31日未明に起きた大規模な土砂崩れでは、連絡が取れない高齢の夫婦の捜索活動が続いている。現場では雨も雪も降っておらず、直近には大きな地震もなかった。なぜ、土砂崩れは起きたのか。
山形県警や鶴岡市消防本部によると、集落の北東側にある斜面が幅100メートル以上、高さ20~30メートルの範囲で崩れ、住宅や空き家、プレハブなど約10棟が土砂に巻き込まれたとみられている。
東京電機大の安田進名誉教授(地盤工学)は、「直接の引き金がなくても、ぎりぎりの状態を保っていた斜面が突然崩れることはある」と指摘する。
なぜ崩落は起きたのか、安田さんは可能性がある要素を指摘します。目立ったきっかけはないのに、土砂崩れが起きた例は過去にもありました。
気象庁によると、鶴岡市では…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル