高浜行人
14、15日は大学入学共通テスト。重要科目である英語で直前期に取り組むべきことや本番での心構えについて、河合塾講師の新野元基さんに聞いた。実際に入試を解くときは、できなくても焦らない「切り替え」が最も重要だという。
「共通テスト 王道の勉強法」(KADOKAWA)の著書もある新野さんは、直前の英語の勉強について「読解問題やリスニング問題には毎日、短時間でもいいので触れておいた方がいい」と指摘。たくさん読んだうえで情報を整理する力が求められるため、過去問を繰り返しやることで時間内にこなせるスピード感を磨いておく必要があるという。
また、共通テストには意外と難しい単語が含まれていることがあるといい、「分からない単語があっても、全体の意味が分かれば大丈夫。気にしすぎない、焦らないことが大事」と話す。
できない問題があっても、他で頑張ればいい。本番で重要なのは、そんな「切り替え」だという。「全部できないと駄目だと思い込むのではなく、一つ一つ、目の前の問題にベストを尽くせば良い。そうでないと、少しでもわからないことがあったときに慌てて、直後の問題に影響してしまいます」(高浜行人)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル