台風17号は、三連休の後半にかけて、日本海を北上する見込みです。今後は、全国的に風が強まり、西日本や北海道を中心に大雨になるでしょう。また、台風15号の影響が続く千葉県でも雨が降りやすく、日ごとの寒暖差にも注意が必要です。
台風17号が接近し、沖縄では大荒れの天気になっています。この後、台風は22日(日)から23日(月)にかけて日本海を北上し、その後、北海道へ接近するおそれがあります。多くの地域が、特に風の強い台風の中心の右側に入るため、雨はあまり降らない所でも、風は次第に強まります。21日(土)の夜は、九州を中心に雨・風が強まり、中国・四国でも激しい雷雨となるでしょう。今後、台風が北上するにつれて、全国的に風の強い範囲が広がります。23日(月)から24日(火)は、北海道を中心に荒れた天気となりそうです。
関東地方では、雨の量は多くなさそうですが、22日(日)には、台風15号の影響が続いている千葉県でも、雨脚が強まり、風が強く吹く見込みです。
さらに、風向きが南よりへ変わっていくことで、暑さが戻ってきます。21日(土)は10月並みの涼しさだった所も、台風の通過後は気温が上がります。来週は、東京など関東でも最高気温30℃以上の真夏日となりそうなので、寒暖差にもお気をつけください。
(気象予報士・片山 美紀)
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