小川崇
JR東日本の男性駅員が、視覚障害のある女性利用者に性的な発言を繰り返していたことが13日、わかった。男性駅員は聞き取りに対して事実関係を認め、「何度も対応するうちに親しくなったと思い込んで、声かけがエスカレートしてしまった」と説明しているという。
JR東によると、男性駅員は昨年3月ごろから、都内の駅で視覚障害のある女性利用者の乗り降りの手伝いをしていた。昨秋ごろから1月にかけて、女性に対して「胸重くない?」「おんぶしてあげる」「家で待ってるね」などの言葉をかけた。また、食事に誘う趣旨の発言もあったという。
女性側が11日に申告して発覚した。同社はセクシュアルハラスメントの行為があったと認定し、「不快な思いをさせてしまったお客様に心よりおわび申し上げる。同じようなことがないよう社員の指導を徹底していきたい」とコメント。駅員の処分を検討しているという。(小川崇)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル