1日午後1時50分ごろ、京都市上京区幸神(さいのかみ)町の空き家(木造2階建て)の所有者の家族から、「不発弾らしいものがある」と110番通報があった。駆けつけた京都府警上京署員が中庭で不審物を発見、府警本部の要請で陸上自衛隊が4時間後に回収し、不発弾かどうかを調べている。
同署によると、回収されたものは直径6・5センチ、長さ25センチの円柱形で、全体がさびていた。通報者が、亡くなった父親の家の片付けに訪れた際に見つけたという。
現場は京阪電鉄出町柳駅から西約500メートルで、周辺には京都御苑や同志社大学があるほか、住宅が密集している。不審物が回収されるまで同署は周辺約100メートルの範囲で通行規制して避難を呼びかけ、近隣住民の11人が近くの京都御苑内に一時避難したという。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース