長野県野沢温泉村の野沢温泉スキー場のコース外から28日午後3時ごろ、「雪崩に巻き込まれて同行者の行方がわからなくなった」と110番通報があった。飯山署によると、行方不明になったのは新潟県魚沼市の男性(38)。同署や消防などが29日朝から捜索したが見つからず、30日に再開する。
現場は斜面が整備されてないスキー場外のバックカントリー。男性は友人3人と28日朝からスノーボードをしていたという。友人らは下山して無事だった。
また、28日午後4時ごろには、同スキー場のパトロール隊が、場内の立ち入り禁止区域の山林で男性が倒れているのを発見、119番通報した。
同署によると、男性は奈良県大和郡山市、自営業大鎌章弘さん(52)。大鎌さんは意識不明の状態で飯山市内の病院に運ばれたが、28日夜に死亡が確認された。大鎌さんはスキー客とみられ、発見時には「雪に埋もれていた」との情報があるという。
気象庁によると、県北部は28日、断続的に雪が降り、野沢温泉村には27日夕からなだれ注意報が出ていた。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル