ツイッターで集まったジェンダーにまつわる体験談や思いを教材にし、ジェンダーバイアスについて話し合う授業が東京都内の中学校で行われた。ツイートは、昨年の国際女性デーを前に「#大人になった私から女の子へ」のハッシュタグとともに集まったものの一部。子どもたちは、どう受け止めたのか。
昨年11月、東京都文京区のお茶の水女子大付属中学(共学)の1年生の授業で、生徒たちに8種類のスマートフォン型カードが配られた。表にはそれぞれ、「教育」「仕事」「お金」「家族」などのテーマと、それにまつわるツイートが書かれている。
例えば、「教育」のカードには、「女の子だからそんなに難しい学校を受験しなくてもいいんだよ」といった発言について、「はねのけてください。それはあなたの力を軽んじて、侮っています。ナメられてます」と助言するツイートが載っている。
「家族」のカードには「女の…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル