海図に記されているのに海面に現れていない北海道猿払(さるふつ)村沖のエサンベ鼻北小島について、海上保安庁は24日、この場所に島はなかったとの調査結果を発表した。ただ、同じ場所には水深が非常に浅い浅瀬があり、海保は干潮時に姿を現し領海の基点となる「低潮高地」にあたるかどうか詳細に調べるとしている。
海保は4~5月、音波で浅瀬の深さを確認するとともに、1カ月にわたり付近の潮位を計測した。その結果、判断にはより詳しいデータを集める必要があるとの結論に至り、さらに1年かけて潮位を測るという。
海保関係者によると、今回の調…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル