編集委員・秋山訓子
レナード・ショッパ(60)が家族とともに日本に来たのは1963年、彼が1歳の頃だった。父が宣教師だった。
66~73年に北海道江別市に住んだ。「家族は街で唯一の外国人。私は2年生まで地元の小学校に通いました。友達と毎日チョウやトンボを追い、学校給食でクジラの肉を食べました」
米国で大学を卒業した後、英語教師の助手として熊本県に赴任した。政治に関心があり、その後、英国オックスフォード大で政治学の博士号を取得した。
日本語ができたのに加え、8…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル