東京都心の神宮球場や秩父宮ラグビー場の建て替えなどを含む明治神宮外苑地区の再開発事業を、都が17日、認可した。多数の樹木を伐採して若木を植える事業に反対意見も上がっている。3月下旬から神宮第2球場の解体作業が始まり、事業全体の完了は2035年度の予定。総事業費は3490億円。
三井不動産、明治神宮、日本スポーツ振興センター、伊藤忠商事の4者が事業者。計画では、老朽化した神宮球場と秩父宮ラグビー場の位置を入れ替えて新築。新球場にはホテルを併設し、新ラグビー場には文化交流施設を備える。38階建て(高さ約190メートル)と40階建て(同約185メートル)の高層ビル2棟も建設する。
再開発対象の面積は合計で約…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル