横浜市南部を走る自動運転の新交通システム「シーサイドライン」の駅で1日夜に逆走事故を起こした車両が、3日午前1時までに同市金沢区の車両基地に運ばれた。作業関係者によると、駅の車止めに衝突した車両は、衝撃のためか内部の床がめくれていたという。
運営会社の横浜シーサイドラインは2日午後、事故が起きた同市磯子区の新杉田駅から同基地に事故車両を戻す作業を開始。事故車両とは別の列車を用意し、5両編成の事故車両のうちまず2両を牽引(けんいん)して同基地に戻し、残る3両は1両ずつ運んだ。
同基地にいた記者が目視したところ、車止めに衝突した車両から数えて4両目の車両には、連結部に衝突の影響とみられるゆがみがあった。同3両目の車両には特段の変化は見られなかったが、同4両目は連結部がある車体下部にへこみがあった。
車止めに衝突した車両は3日午…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル