福冨旅史 大野晴香
22日午後6時45分ごろ、広島市中区の平和大通りで、「街路樹が倒れて車にぶつかった」と目撃者から110番通報があった。広島県警広島中央署によると、通りの北側の街路樹1本が倒れ、歩道をまたいで車道をふさぎ、路上に停止中の乗用車が下敷きになった。車には2人が乗っていたが、けがはなかったという。街路樹を管理する市が原因を調べている。
現場は広島市の中心市街地。午後8時過ぎ、平和大通りの5車線のうちの3車線を倒木が覆っていた。
付近住民「いきなり『ズドン』」 外に大木が
現場から20メートル余り離れたマンションに住む40代の女性は「リビングにいたら、いきなりズドンという音がした。通りに面している窓が突風でぐらぐらと揺れた」と話した。「爆風?」と思って外を見たら、大木が倒れていたという。
仕事帰りの50代の会社員男性は「今日はたまたま遅くなったが、帰宅の際に木が上から降ってきたらと思うとぞっとする」と驚いた様子だった。「ここは休みの日、子どもと散歩するのどかな道なのに。根本が腐食していたのか、原因をしっかり調査してほしい」と語った。(福冨旅史、大野晴香)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル