2021年4月に発生し49人が亡くなった台湾の脱線事故の遺族が、今年で発生から18年になるJR宝塚線(福知山線)脱線事故の追悼施設「祈りの杜(もり)」(兵庫県尼崎市)を16日に訪れた。献花をした後、宝塚線脱線事故の遺族と交流した。
台湾からは、早稲田大学に留学していて帰省中に事故に遭った陳品君(アニー・チェン)さん(当時22)の母親の陳秀玲さん(48)ら9人の遺族が訪問。宝塚線脱線事故で娘を亡くした藤崎光子さん(83)と奥村恒夫さん(75)が迎えた。
台湾の遺族は祈りの杜で、事故当時の状況の資料を見たり、事故現場のマンションに手を合わせたりした。藤崎さんたちと今後も情報交換をすることなどを話したという。
秀玲さんは「娘が留学した日…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル