高橋昌宏
山形空港(山形県東根市)で24日に滑走路そばの草地が燃える火事があり、周辺の鳥を追い払うために使ったロケット花火の一部が引火した可能性が高いことがわかった。25日に県山形空港事務所が発表し、原因調査を進めている。
同事務所によると24日午後3時半ごろ、滑走路東側の草地から煙が上がっていると管制塔から連絡があった。空港の消防警備隊が消火にあたり、約10分後に消し止められた。草地約1660平方メートルが焼けた。
同市消防本部とともに原因を調べたところ、現場付近でロケット花火の燃えかすが見つかった。
山形空港では、鳥による航空機への衝突を防ぐため、離着陸の前に鳥が滑走路や上空にいた場合、ロケット花火を打ち上げるなどして追い払っているという。同事務所によると、2017年3月にも同様にロケット花火が原因とみられる草地火災が起きた。(高橋昌宏)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル