1組だけのアーティストを大分県別府市に招き、個展形式の芸術祭を開く「in Beppu」。4回目の今年は、新聞紙と粘着テープで立体造形を制作する関口光太郎(36)が、幅15メートル、奥行き25メートルの作品「混浴へ参加するよう世界を導く自由な薬師如来」を市民とともに制作し、地元百貨店・トキハ別府店に展示している。
題名は新印象派の画家アンリ・ルソーの作品「第22回アンデパンダンテンへの参加を芸術家に呼びかける自由の女神」に触発された。ルソーは空想の世界を描いた。関口は4泊5日をかけて大分県内を見て回り、空想の世界観を練った。
別府の街を歩くと目につく小さ…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル