甲斐江里子 田添聖史
女子大学生に毒性の強いタリウムを摂取させて殺害したとして、殺人罪で起訴された宮本一希被告(37)=京都市左京区=について、大阪府警は24日、叔母もタリウムで殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いで再逮捕し、発表した。調べに対し、黙秘しているという。
捜査1課によると、宮本容疑者は2020年7月中旬ごろ、叔母(61)にタリウムを摂取させ、殺害しようとした疑いがある。叔母は同月19日に体調不良で病院を受診。2日後に入院したが、タリウム中毒による脳炎になり、現在も意識不明の状態が続いている。宮本容疑者は入院時などに付き添っていたという。治療にあたった医療機関が当時の叔母の血液を保管しており、タリウムが検出された。
同課が宮本容疑者のスマート…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル