東京都町田市を拠点とするサッカーJ2のFC町田ゼルビアが首位を快走している。地元の少年サッカーチームを起源とするクラブにとって、長年の悲願だった初のJ1昇格が現実味を帯びている。
3日、アウェーでのジェフユナイテッド千葉戦。前節黒星だったゼルビアにとって連敗だけは避けたい大切な一戦。互いに無得点で迎えた終盤に試合が動いた。ブラジル出身のFWエリキ選手が頭でつないだボールをFW沼田駿也選手が押し込んで先制。さらに、エリキ選手のパスから追加点を奪い2―0で快勝した。
ゼルビアは9日現在、J2(全42試合)で19試合を戦い、13勝3敗3引き分け。2位の大分トリニータに勝ち点8の差をつけ、全22チームの中で堂々の首位に立っている。昨季15位に沈んだチームの快進撃の背景には、大きな二つの変化があった。
一つは、ゼルビアの親会社「…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル