愛媛県久万高原町の国道494号で、進行方向に信号機があることを示す道路標識1枚が、上下逆さまに設置されている。管理する県久万高原土木事務所によると、設置された20年以上前からそのままの状態とみられる。山道で見通しの悪い道路だが、事故などにつながった例はないという。近く正しい向きに直す。
標識が誤って設置されていたのは、高知県境に近い通仙橋交差点(同町中組)から約200メートル手前。標識には左から緑―黄―赤の信号灯が描かれているが、左右対称のデザインのため、施工の際に天地を間違えたと考えられるという。
正確な設置時期はわからないが、事務所の台帳では標識は2002年には立っていたとの記録が残っている。グーグルマップのストリートビューで確認すると、12年8月時点でも上下逆さまになっている。
長年指摘されることはなかっ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル