修正が加えられた「LGBT理解増進法案」は性的少数者への差別を助長するとして、当事者や支援団体が14日夜、東京・永田町の参院議員会館前で、参院で15日に予定される法案審議に抗議する集会を開いた。
集会ではまず、「STAND FOR LGBTQ+LIFE」の運営スタッフ、小林美咲さん(30)が、法案に「全ての国民が安心して生活することができること」という留意事項が加わったことについて、「LGBTは安心を脅かす存在だとされている」と問題視。「今の法案を廃案にして、立法事実に立ち返った差別禁止法を求めます」と訴えた。
参加者らは、「LGBT理解抑制法 いらない」「理解増進法は、差別増進法だ」などと書かれたプラカードを掲げて抗議した。
法案をめぐっては、自民党の…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル