脅迫などが相次ぎ中止となった芸術祭『あいちトリエンナーレ』の企画展「表現の不自由展・その後」について愛知県は8日午後から展示を再開すると発表しました。
大村愛知県知事:
「8日の火曜日午後から安全面セキュリティー面に万全を期して再開したい」
「表現の不自由展」を巡っては慰安婦問題をテーマにした少女像などの展示に対し脅迫などが相次いだため、8月4日以降中止されていました。
その後、展示の再開に向け、愛知県側と展示責任者との間で協議が行われてきましたが「1回あたり30人に制限するツアー形式とすること」や「動画撮影の禁止」などで双方は合意し、8日午後に再開されることになりました。
津田大介芸術監督:
「(自分が見せたかった)本来のトリエンナーレが完全な形で明日から見せられるようになることは本当に喜ばしい」
一方、名古屋市の河村市長は、再開の決定に反発し、8日に座り込みで抗議する意向を示しました。
河村名古屋市長:
「(再開決定は)いとも簡単に市民の意見がハイジャックされたということ、恐ろしいですよ。私も座り込みます。当然のこと」
東海テレビ
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