JR東日本の深沢祐二社長は8日の定例会見で、この週末に日本に接近するとみられる台風19号への対応について、「予報通りの進路ならば、計画運休を含めた対応が必要となる。前回(台風15号)の反省を踏まえ、準備を進めている」と述べた。
9月9日に上陸した台風15号について、JR東は前日の8日夕に「9日始発から午前8時ごろまで運転を見合わせる」と発表。ところが、強風が長引いたために運転再開がずれ込み、駅は「8時」を見込んだ人々で大混雑した。
深沢社長は、スムーズな運転再開に向けた要員配置や利用者への情報の伝え方について見直しを進めているとしたうえで、「混乱が起きないように対応したい」と話した。(細沢礼輝)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル