大阪府警が事件とは無関係の20代男性を2度にわたり誤認逮捕した問題は、容疑とされたSNSによる脅迫メッセージの発信元を特定しないまま逮捕したことで引き起こされた。府警は「被害者の安全を確保する緊急性を優先した」と釈明している。
府警によると、男性はSNSで知人女性を脅したなどとして、脅迫やリベンジポルノ防止法違反などの容疑で誤認逮捕された。男性は一貫して否認。5月23日に釈放されたが、拘束期間は42日間に及んだ。府警はメッセージの送信者は男性ではなかったと判断し、今月10日に謝罪した。
「再び重大な過ちを犯した。教訓が生かされていない」
ネット犯罪の捜査を指揮した…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル