東日本と西日本が高気圧に覆われ、17日は猛暑日(気温が35度以上)が全国195地点(午後5時現在)で観測された。全国の観測地点914のうちの約2割にあたる。16日の157地点を上回り、今年最多となった。
全国で最も高かったのは愛知県豊田市で39・1度。山梨県甲州市が38・8度、岐阜県多治見市が38・7度と続いた。
18日も暑さが続く見込みで、最高気温の予想は東京37度、大阪36度、名古屋38度、福岡35度。気象庁などは「熱中症警戒アラート」を18日に向け東京、愛知、大阪など21都府県に発表。引き続き危険な暑さに注意を呼びかけている。
東京、熱中症疑いで51人搬送
東京消防庁によると、稲城市と島嶼(とうしょ)部を除く管内で17日、6~95歳の計103人が熱中症やその疑いで救急搬送された(午後9時現在、速報値)。救急車の出動率も高まっており、呼ぶか迷った際には電話相談窓口「#7119」の利用を呼びかけている。
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル