「僕たちのメッセージがすごくストレートに伝わった。ちょっと感極まってしまった」
元ジャニーズJr.の平本淳也さん(57)は、4日に日本記者クラブで開かれた国連人権理事会「ビジネスと人権」作業部会の会見を見て、涙が出たという。
作業部会は、企業活動に伴う人権侵害を減らすことを目指している。テーマは司法制度やジェンダー、原発事故や技能実習制度など多岐に及んだが、その中にジャニーズ事務所の創業者・故ジャニー喜多川氏(2019年死去)の性加害問題も含まれていた。
「個人の声も集まれば大きなものになる」
平本さんは、喜多川氏からの性被害を訴える7人の元Jr.らで作る「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の代表を務めている。7人は7月、東京と大阪で作業部会の調査に応じた。
作業部会はジャニーズ事務所…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル