朝倉義統
石川県柳田星の観察館「満天星」(能登町)が24日夜、県内最大の60センチ反射望遠鏡で米航空宇宙局(NASA)の探査機オシリス・レックスの撮影に成功した。
オシリス・レックスは、「米国版はやぶさ」とも呼ばれ、小惑星ベンヌ(直径約500メートル)から採取した砂が入ったカプセルを放出し、NASAが米中部ユタ州にパラシュートで地上に落下したカプセルを回収した。
同館学芸員の宇佐美拓也さんによると、撮影したのはカプセル放出後の探査機で、今後は小惑星アポフィスへ向かうという。宇佐美さんは「ベンヌの砂を調べると、太陽系や惑星の成り立ちや、私たちの歴史を知ることができる」と話す。(朝倉義統)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル