スズメの写真を毎日撮って、インスタグラムに投稿する男性がいる。
愛媛県四国中央市の井川祥宏(よしひろ)さん(45)。スズメを連日撮り始めて6年目。これまでに投稿した写真は計約3800枚にのぼる。
20歳の頃からカメラが趣味で、インスタ(@biggate4444)を始めたのは2014年5月。風景や近所の猫などの写真を投稿していたが、2年後にはスズメ一色に。数日おきだった投稿は毎日になり、今も続く。
普段は地元企業の会社員。きっかけは、当時の勤務先の同僚から「スズメってめちゃくちゃ可愛いよ」と勧められたことだった。半信半疑で撮り始めると「はまった」。
スズメは身近な存在なのに、生態をまったく知らない。冬は寒さをしのぐため羽に空気をはらみ、まん丸になる。夏は黒っぽくなってほっそりする。
集団でいるのにけんかをしているペアもいて、仲が良いのか悪いのか。穀物などの雑食なので、人の近くでしか生きられない。知らぬ間に共存していることに気づかされた。
出勤前の早朝、まず自宅近く…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル