紅葉の名所として知られる永観堂禅林寺(京都市左京区)で1日夜、「夜の特別拝観」に向けた試験点灯があった。イロハモミジ、ヤマモミジ、オオモミジなど、境内にある約3千本の紅葉樹が約850基のライトで照らされ、整えられた日本庭園を中心に幻想的な風景が生み出された。
夏の猛暑の影響が心配されたが、同寺の奥垣内圭哲執事長は「この2、3日の冷え込みで色付きが進み、例年通りになった」と話す。今年も20日ごろに見ごろを迎えそうだという。新型コロナ対策で一方通行だった規制も無くなり、今年は自由に拝観できる。
3日から12月3日まで(午後5時半~8時半受け付け)。拝観料は中学生以上600円。本尊の「みかえり阿弥陀如来」(国重要文化財)も参拝できる。問い合わせは、永観堂禅林寺(075・761・0007)へ。(西田健作)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル