わずか10グラムの機体に夢を乗せて、大空へ飛ばす。模型飛行機の世界に魅せられた人たちが、兵庫県伊丹市で活動している。
その名は「スカイフライヤーズ」。尼崎市や西宮市、川西市などの愛好家約10人でつくる。規則や会費はない。「今いてるか」「寄るわ」。そんな感じでゆるやかにつながる。
集まるのは中心メンバー、村木彦志さん(76)の伊丹市内の自宅。3階の一室に自作の100機ほどが並び、仲間を迎える。
いずれも両翼の幅約33センチ(13インチ)の規格で作ったゴム動力の模型飛行機だ。ピーナッツスケール機と呼ばれ、軽量で工作用に適した木材のバルサ材とスチレンペーパーという発泡スチロールに似た素材を使う。
重量は10グラムまでと自分…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル