JA全農えひめが愛媛県産みかんを宣伝するために毎年任命している「愛媛みかん大使」が2日、東京や大阪での活動を前に県庁を訪ね、中村時広知事と面会した。
JAによると、今年の生産量は約12万6千トンを見込み、前年と比べて16%ほど多いと予想している。夏に雨が少なかったことなどから、糖度は平年並みからやや高く、酸味は少なめという。試食した中村知事は「今年のみかんはとても糖度が高い。史上最高の年になりそうだ」と話した。
みかん大使の松山市の大学4年、伊藤みずほさん(22)は「風邪を引きやすい季節に、ビタミンCを豊富に含んだ愛媛のみかんを、子どもから年配まで一人でも多くに手にとっていただくようPRしたい」と意気込みを語った。
消費宣伝キャンペーンは6~9日、東京や大阪の市場や店頭で行う予定だ。(神谷毅)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル