売り上げの一部を除外する手口で約3400万円を脱税したとして、東京国税局査察部が、横浜市旭区のリフォーム会社「ピップフォーム総業」と橋本幸弘代表(46)を法人税法違反の疑いで横浜地検に告発したことがわかった。
関係者によると、同社は主に戸建て住宅のリフォーム工事を手がけているが、工事代金のうち現金売り上げの一部を除外するなどして、2021年10月期までの4年間に約1億4900万円の所得を隠し、約3400万円を脱税した疑いがある。得た金は橋本代表が個人的な投資に充てていたとみられる。
同社は査察を受けた後の今年5月、「リ・ラクティブ」(横浜市瀬谷区)から社名を変え、所在地を移転した。橋本代表は取材に対し、修正申告を済ませたとし、「深く反省している。二度とこのようなことがないようにしたい」と話した。(花野雄太)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル