水戸市平須町のアパートで7月、8歳の男児と5歳の女児が殺害された事件で、2人に対する殺人容疑で逮捕された母親の飲食店従業員太田亜紀子容疑者(39)が、「勤務先でトラブルになり、自暴自棄になって子どもと自殺しようとした」という趣旨の話をしていることが、捜査関係者への取材でわかった。
また、水戸地検は1日、太田容疑者を殺人罪で起訴し、発表した。地検は8月25日から3カ月間にわたって太田容疑者を鑑定留置とし、医師などの見解を踏まえて事件当時の精神状態を調べていた。その結果、太田容疑者に刑事責任が問えると判断した模様だ。
起訴状などによると、太田容疑者は7月23日午後11時55分~翌24日午前6時半ごろ、自宅アパート内で、就寝していた長男で小学3年の継真(けいしん)さん(8)と保育園児の長女梨心(りこ)ちゃん(5)の首を包丁で突き刺して殺害した、としている。
幼子2人との無理心中を決意した、その理由は
捜査関係者によると、太田容…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル