26日午前11時20分ごろ、名古屋市中村区名駅4丁目のカラオケ店で「人を殺してしまった」などと110番通報があった。現場に駆けつけた愛知県警の警察官が店内で倒れていた20代とみられる女性を発見。県警は現場にいた、通報した男（25）を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。
女性は胸を刺されており、搬送先の病院で約1時間半後に死亡が確認された。男は住居と職業がいずれも不詳の自称・曽我春暉（はるき）容疑者。県警は殺人容疑に切り替えて調べる。
捜査関係者によると、曽我容疑者は逮捕された際に「マンションで女性を浴槽に沈めた」と供述。県警が同市中区大須3丁目のマンションの一室を調べたところ、通報の約40分後、供述通りに浴槽で倒れていた女性を見つけた。女性は30代くらいとみられ、死亡していた。目立った外傷はなかったという。
県警は被害に遭った女性2人の身元の特定を進めるとともに、両事件の関連を調べる。
現場となったカラオケ店は名古屋駅近くの繁華街にある。もう一つの現場マンションは約2キロ離れており、名古屋市中心部「大須商店街」の一角にある。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル